竹内薫(たけうちかおる)
サイエンス作家- 経歴
- 1960年7月2日東京生まれ。東京大学教養学部教養学科(専攻、科学史・科学哲学)・東京大学理学部物 理学科卒業。
マギル大学大学院博士課程修了(専攻、高エネルギー物理学理論)。
理学博士(Ph.D.) 大学院を修了後、サイエンス作家として活動。物理学の解説書や科学評論を中心に150冊あまりの著作物を発刊。
2006年には「99.9%は仮説~思い込みで判断しないための考え方」(光文社新書)を出版し、 40万部を越えるベストセラーとなる。
物理、数学、脳、宇宙、AI・など幅広い科学ジャンルで発信を続け執筆だけでなく、テレビ、ラジオ、講演など精力的に活動している。
また大の猫好きでもあり、著作物の中に猫(シュレディンガーの猫)も度々登場する。
2016年春からは小学校レベルの民間学校「YESインターナショナル」代表も務める。 - 講演テーマ
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①「未来で働くために必要なこと~今存在しない職業に就く君たちへ~」
人工知能社会が本格的に到来する今後の社会で、今の小学生の6割が、現在は存在していない職業に就くと言われています。
第4次産業革命の真只中で、「母国語としての『日本語』」、「世界の共通語としての『英語』」、「人工知能と会話をするための『プログラミング言語』」トライリンガルの重要性など未来を見据えて、今どんな勉強をするべきか、どんな教育を受けさせるべきなのか、自分のキャリアを考えるためのヒントをお伝えします。
また、教育現場の最前線で奔走し、日本の教育・世界の教育事情と向き合う竹内が、今後の世界の常識をお話しいたします。
②「アフターコロナ、AI時代に求められる思考法と勉強法」
第4次産業革命、新型コロナウイルス感染症により社会が激変する今、AI、IoT、5G、量子コンピューター…等により、デジタル化、働き方、教育等の改革が急速に進んでいます。こうした社会で生き残っていくためには、従来の発想や働き方、生活様式を見直し、新たな環境に適応し、成果を上げていく必要があります。
これまでの前例主義の作業方法は崩壊し、暗記型から探求型のスキルが求められます。そのためには数学的思考やクリエイティブな発想力が重要です。
本講演では、最新の感染症情報から最先端テクノロジーの実態までを踏まえつつ、先行きの見通しがたたない現況の中での重要な思考法とその鍛え方など、その未来についてお伝えします。 - 著書
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『まだ誰も解けていない 科学の未解決問題』(中径出版)
『コマ大数学科 特別集中講座』(扶桑社)
『体感する数学』(エンターブレイン)
『不完全性定理とはなにか』(講談社ブルーバックス)
『自分はバカかもしれないと思ったときに読む本』(河出書房新社)
『知的生産のための科学的仮説思考』(日本能率協会マネジメントセンター)
『面白くて眠れなくなる素粒子』(PHP研究所)
『なんでもカロリー換算』(PHPサイエンス・ワールド新書)
『ヒッグス粒子と宇宙創成』(日本経済新聞出版社)
『赤ちゃんはなぜ父親に似るのか 育児のサイエンス』(NHK出版)
『怖くて眠れなくなる科学』(PHP研究所)
『科学予測は8割はずれる』(東京書籍)
『心にグッとくる日本の古典2』(NTT出版、黒澤弘光氏との共著)
『ざっくりわかる宇宙論』(筑摩書房)
『科学嫌いが日本を滅ぼす―「ネイチャー」「サイエンス」に何を学ぶか』(新潮社)
他 多数 - メディア
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CX「たけしのコマ大数学科」
NTV「ニュースZERO」
J-WAVE「JAM THE WORLD」
NHK Eテレ「サイエンスZERO」
TBS「あさチャン」
NTV「頭脳王」
TBS「ひるおび」
公開日:2022年07月21日
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